資源の少ない日本は、資源を海外に頼ることで今の快適な生活を維持しています。そうした生活の基盤となる、鉄鉱石、石炭、穀物、塩などさまざまな資源を、梱包することなくそのまま積み込んで運ぶ船舶を、バラク船(ばら積み船)といいます。当社の船舶用シール材は、こうしたバラク船の水密性を確保するために使用されています。
当社では、熱可塑性エラストマー・水発泡押し出しラインを導入しています。一般的な化学発泡剤による発泡と比較し、化学物質不使用、再生の容易性などがメリットです。長期のヘタリ性についてはゴムよりも優れることがあります。
信号機のように、メンテナンスが必須なものは締め切るわけにはいかず、とはいえ、LEDの登場で頻繁に開くこともないことから、長期間同じ力がかかり続けていても、へたらない素材は好適です。DKSのように新たな用途が生まれていくことはもちろん、自動車がガソリンから電気に移行するような時代の流れで生まれていく勝機を逃さぬよう、アンテナを張って、持っている技術や製品の可能性を切り拓いていきます。